輸入車・逆輸入車の店頭展示までの流れ

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開梱費用

逆輸入車や外国車を取扱うショップで見積りする際、開梱費用・輸入車配送費用という諸費用が見積りに計上されておりますが、ユーザーの方には何処かピンと来ない、不可解な費用だと思う方も多いと思います。ショップ店頭で完成車として展示されている車両は、全て販売店や配送業者が海外からの船積み状態を開梱してから陳列しております。ここではどのような流れで輸入車が展示されるのかをご説明させて頂きたいと思います。

STEP1 開梱の流れ

指定された日に長いユニック付のトラックをチャーターし、輸入バイクは積み降ろしされます。「オーライオーライゆっくり下ろして」なんて言いながら・・・

STEP2 開梱の流れ

バイクも傾くことなく無事着地成功!まずはダンボール梱包をカッターで裁断します。

STEP3 開梱の流れ

感動のマシンとご対面。大半の開梱は鉄枠や木枠で到着します。インパクトなど専用TOOLを使って骨組みを解体。これから展示される、あるいはお客様からのオーダー車輌に鉄枠などが接触しない様、細心の注意しながら解体作業を行います。

STEP4 開梱の流れ

残るはボトムの鉄板敷きだけ!もうひとガンバリ。この車両はタイヤが付いてて良かった...なんて会話も日常茶飯事。船積みで固定を強化させるために、銘柄、機種によって箱詰めの状態が異なります。

開梱の流れ 完成 開梱の流れ
スクリーンやショートパーツがまだ付いておりませんが、とりあえず完成。付属品は後程工場でゆっくりと組み立てさせて頂きます。 忘れてならないのが産業廃棄物。鉄屑は専門業者へ有償で引き取って頂いております。
国内モデルと違い、輸入車や逆輸入車はこのような過程で、皆様のお手元へ届きます。

車輌によってはこんな場合も!

番外編1 開梱の流れ

箱詰めが木枠だったりする場合、釘抜きを使用します。こちらのバイクはFタイヤが付いておりませんので、開梱時にはまずフロントをアップさせて、Fホイールやブレーキを装着することからスタートです。

番外編2 開梱の流れ

こちらのバイクの場合は前後のサスペンションすら組み立てされておりません。まるで自転車七分組やプラモデルを作るような感じで、スペースや人員、専用工具などが必要な初期作業となります。

ピアッジオ・ベスパ・アプリリアの場合

1 開梱風景
2 開梱風景
3 開梱風景