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ベスパ東京セントラ―レ Vespa TOKYO CENTRALE
場所(ADDRESS):Viale Rinaldo Piaggio, 7 I-56025 Pontedera(Pisa), Italy | |
tel +39 0587 27171 fax +39 0587 290057 | |
開館時間:火曜日〜土曜日 10:00am〜6:00pm | |
入館料:無料 |
ピアジオミュージアムではベスパが誕生するまでの歴史を学ぶ事が出来ます。ベスパの原型となる試作機Vespa MP5。(1943-1944年)、そして市販される前、最後に作れられた試作機Vespa MP6も展示されております。MP6が展示されているエリアには、航空技術者でありVespaを設計デザインした生みの親、Corradino D'Ascanio氏(コラディーノ・ダスカニオ 1891-1981)の功績を称えたディスプレイが併設されております。
Vespa MP5 試作一号機 |
Vespa MP6 試作二号機 |
Corradino D'Ascanio氏 のデスクとMP6 |
1946年 記念すべき 初の量産車 Vespa98 |
1884年、リナルド・ピアジオ氏によりイタリアで創設された輸送機器メーカー「PIAGGIO(ピアッジオ)」。鉄道車両や航空機の生産で培われた技術を背景に第二次世界大戦以降、リナルドの息子であるエンリコ・ピアジッオ氏の手により、人々の足となる物が必要と考え、スクーター生産にも乗り出す事となります。そこでデザインや設計を任されたのがコラディーノ・ダスカニオ氏。MP5-MP6 等の試作機を経て、1946年に初のベスパが誕生します。「Vespa」という言葉はスズメバチを意味します。特徴的なテールデザインからもわかるように、蜂のようなスタイリングと、蜂のようにブンブンと響くサウンド、そして蜂のように俊敏で機動性に富んだ運動性能、初めてベスパの完成車を見た代表者エンリコ・ピアッジオが「スズメバチのようだ!」と叫んだのが所以と言われ、Vespaと命名されました。 |
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ベスパは当時敗戦国であったイタリア国民に希望を与え、復興のシンボルとなった特別な存在。 現在ピアジオ社はジレラ、アプリリア、デルビ、モトグッティ等のブランドも手がけるヨーロッパ最大のバイクメーカーとなりますが、本来ピアジオ社の1商品であるベスパを、あえて1ブランドとして別枠構成するのは、スタイリングや機能、知名度といった商品力のほか、長い歴史が物語る並々ならぬベスパへの想いがあるからだと思います。 |
ミュージアムには、歴代の個性溢れるベスパが年代別に展示されております。映画『ローマの休日』にで使われた1951年製 Vespa125、ベスパの名を世に広めた名車。(画像左上)をはじめ、日本で爆発的にヒットしたビンテージシリーズ(画像左下)や、探偵物語などで知られるPXシリーズ(画像右下)、歴代ベスパの中でも評価の高い傑作車のGSなど(画像右上)が展示されております。
ミュージアム内には個性あふれるペイントが施されたベスパや、ショーや企業タイアップのもと製作されたコンセプトモデル、博覧会などのイベントで展示されたVespaが多数あります。戦時中、実際に使われたバズーカー付きVespa。現在ではクラシカルなテイスト、そして愛と平和を象徴するようなイメージのVespaですが、過去の歴史では歴史を塗り替える数々の記録を持っており、レースなどでも使われております。
Vespaで有名なPIAGGIO社ですが、もう一つの顔が三輪バイクAPEの存在。イタリアはもちろん世界中で愛されてるクルマとなります。ミュージアム内には何種類ものAPEが展示されとります。その他にもモペットの展示やPIAGGIO社で製造された飛行機の模型など、所狭しとミュージアム内に展示されております。
ピアジオ博物館は、ベスパだけでなくジレラ博物館でもあります。二階フロアにはGILERA(ジレラ)社の歴史を知ることも出来ます。 |
ミュージアム内にはVesapaファン必見のオリジナルアパレルやアクセサリーを展示販売するSHOPがあります。 |
Viale Rinaldo Piaggio 7 I-56025 Pontedera(Pisa),Italy
tel +39 0527 27171 fax +39 0587 290057
営業時間 火曜〜土曜 営業 土日休み 10:00-18:00
入場無料